ハングルの詩・文化

兼若博士が金素月(1902-34)の詩をやさしく案内します

▼目次(スマホは=をクリック)

  • 素月と鉄橋
  • 素月と凧揚げ
  • 수아
  • 失題の秘密
  • 진달래꽃
  • 제비
  • 초혼
  • 산유화
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  • 無主空山01

    2026-01-14

    紙上中継「ハングルの詩のある風景」素月と無主空山 第1回

    詩子アナ:久しぶりに高尾山に来ると気分が晴れますね。 「梅が香かを比べてみつつ高尾まで」といった感じです。
    歌樽先生:この麓の高尾梅郷(ばいごう)は特に有名ですね。いつの間にか俳人になって、それなりのいいお友達もたくさんできたようですね。
    詩子アナ:えっ?それなりのいいお友達ですか?そんな風に詠よまれてしまうんですか。
    歌樽先生:梅の香りといえば男女の関係を思い出させますからね。
    詩子アナ:なるほど、そうでしたか。変な句を詠んでしまいました。ところで、素月の作品の中に男女の関係は全くないように見えて、実は男女の関係を匂わせるような詩はあるのですか。
    歌樽先生:これはまた、返り討ちにあったようですね。
    詩子アナ: 「返り討ち」が今回のキーワードなんでしょうか。
    歌樽先生:なかなかの切り替えしですね。ともかく微妙としかいえませんね。
    詩子アナ:珍しく、すっきりしない言い方ですね。独断と偏見で構いませんので、そういうのがあればぜひ教えてください。
    歌樽先生:それとなく男女関係を示す詩ですか。それでは、こんな問題を出してみましょう。
    第1問:素月の次のタイトルの内、男女関係を暗示している詩はどれでしょうか。

    • 1) 개아미(개미: 蟻) 
    • 2) 제비(つばめ) 
    • 3) 부엉새(ミミズク) 
    • 4) 萬里城(만리성 万里城)

    詩子アナ:生き物が3つ、そうでないものが1つですね。
    歌樽先生:そういうことではなくて、「無主空山(무주공산)」という章の8つの詩、

    無主空山(무주공산)
    꿈: 夢
    맘 켕기는 날: そわつく日
    하늘 끝: 空の果て
    개아미: 蟻
    제비: つばめ
    부엉새: みみずく
    萬里城: 万里城
    樹芽: 木の芽

    の内、4つを出してみました。 「나의 金億씨에게. : 私の金億氏に。」という部分もあります。目次を確認しておきましょう。

    『진달래꽃』金廷湜(本名 김정식) 賣文社 1925
    『진달래꽃』金廷湜(本名 김정식) 賣文社 1925

    詩子アナ:4つの中からそれらしいものといえば、 「つばめ」あたりでしょうか。
    歌樽先生:怪しいと思う理由は?
    詩子アナ: 「若いツバメ」という言葉を聞いたことがありますから。
    歌樽先生:なかなか古い言葉を知っていますね。
    詩子アナ:女の方が年上で、その愛人の若い男のほうが 「若いツバメ」ですよね。
    歌樽先生:そうですね。この言葉も古い言葉になってしまいましたね。
    詩子アナ:歴史と言えそうな昔からあったのですか。

  • 「無主空山」1月14日より連載

    2025-11-18

    金素月の詩について歌樽先生と詩子アナのやりとりで読み解くシリーズ「ハングルの詩のある風景」の新連載「無主空山」が正月14日から始まります。ご期待ください。これまでのシリーズは以下のとおりです。この機会に通しでお読みいただければ幸いです。クリックすると、各連載の目次を表示します。

    • 素月と鉄橋
    • 素月と凧揚げ
    • 수아 樹芽
    • 失題の秘密
    • 진달래꽃 つつじの花
    • 제비 燕
    • 초혼 招魂
    • 산유화 山有花
    • 엄마야 누나야 オンマヤ・ヌナヤ

    縦書き文庫でもお読みいただけます。

    金素月という韓国の詩人
  • 金素月の詩、縦書き文庫ランキング入り

    2025-04-19
    縦書き文庫2025年3月ランキング
    1 こころ 夏目漱石
    2 ピーターパンとウェンディ J.M.バリー
    3 君主論 マキャヴェリ
    4 坊っちゃん 夏目漱石
    5 雨月物語 現代語訳 上田秋成
    6 ロミオとジュリエット C.ラム
    7 銭形平次捕物控 野村胡堂
    8 方法序説 R.デカルト
    9 私本太平記 吉川英治
    10 銀河鉄道の夜 宮沢賢治
    11 古川ロッパ昭和日記 古川緑波
    12 ヴェニスの商人 M.ラム
    13 蜘蛛の糸 芥川龍之介
    14 走れメロス 太宰治
    15 人間失格 太宰治
    16 80日間世界一周 J.ヴェルヌ
    17 吾輩は猫である 夏目漱石
    18 真夏の夜の夢 M.ラム
    19 火を起こす J.ロンドン
    20 三国志 吉川英治
    21 人間椅子 江戸川乱歩
    22 高瀬舟 森鴎外
    23 春琴抄 谷崎潤一郎
    24 お気に召すまま M.ラム
    25 芋粥 芥川龍之介
    26 駈込み訴え 太宰治
    27 羅生門 芥川龍之介
    28 セロ弾きのゴーシュ 宮沢賢治
    29 それから 夏目漱石
    30 新・平家物語 ちげぐさの巻 吉川英治
    31 よだかの星 宮沢賢治
    32 一茶発句集 夏 小栗章
    33 ダブリンの人たち J.ジョイス
    34 赤い部屋 江戸川乱歩
    35 日本婦道記 山本周五郎
    36 犬を連れた奥さん A.チェーホフ
    40 舞姫 森鴎外
    41 アルセーヌ・ルパンの逮捕 M.ルブラン
    42 文学的自叙伝 林芙美子
    43 金素月の詩 歌樽詩子
    44 剣難女難 吉川英治
    45 清貧の書 林芙美子
    46 俳人蕪村 正岡子規
    47 細雪 谷崎潤一郎
    48 崩壊 F.S.フィッツジェラルド
    49 目羅博士の不思議な犯罪 江戸川乱歩
    50 三四郎 夏目漱石
  • 高麗書林主催ここでしか聞けない兼若博士の深掘り韓国②

    2024-05-09

    【テーマ】祭祀と配膳法(全3回)

      韓国の人にとって祭祀はどのような意味をもつのでしょうか。お金もかかり、準備も大変な祭祀をどのような理由でこれまで続けてきたのでしょうか。宗教的な理由から祭祀はしないという家庭もありますが、多くはないようです。今回は祭祀の意味を考え、祭祀で執り行われる式次第と祭祀時に用いられる料理とその配膳について考察します。

    • 第1回:祭祀とは?
    • 第2回:様々な配膳図
    • 第3回:配膳の基本と実際

    【開催日】下記のいずれかの曜日。

    3回連続講座となります。すべての日程にご参加いただける日時のグループをご選択ください。

    ●水曜グループ(19時~20時半)

    • 1回:6月19日(水)
    • 2回:6月26日(水)
    • 3回:7月3日(水)

    ●日曜グループ(14時~15時半)

    • 1回:6月23日(日)
    • 2回:6月30日(日)
    • 3回:7月7日(日)

    【各回定員】各グループ6名(先着順)/最低催行人数2名

    【参加費】全3回12,000円 初日に3回分を現金支払いいただきます。

    【参加条件】韓国語の資料を使います。韓国語中級以上の語学力が必要です。

    【開催場所】高麗書林(水道橋駅西口徒歩2分)

    【お問合せ】高麗書林

    【03-3262-6800】 komabook@komabook.co.jp

    【キャンセルについて】講座開催日前でしたら可能です。キャンセル待ちの方へお譲りできるよう、なるべくお早めにご連絡ください。

    なお、全3回すべてに参加できなかった場合でも講座料の割引や返金には応じかねますので、あらかじめご了承ください。

    【振り替えについて】事前にご連絡いただいた場合のみ、水曜と日曜の同じ回の間で振り替えが可能です。ただし、お席の確約はできませんので、後方での立ち見となる場合がございます。

    【兼若逸之先生プロフィール】
    国際基督教大学 ICU 卒、延世大学校文化大学院博士課程修了、文学博士
    韓国誠信女子大学副教授、二松学舎大学文学部助教授を経て、東京女子大学現代文化学部教授、1993年からNHKハングル講座担当、2012年ハングル発展有功者表彰で韓国政府より宝冠文化勲章受勲
    ブログ: https://kanewakas.wordpress.com/
    現在、韓国文化院世宗学堂運営委員

    インターネットによるお申し込みはこちらから

  • 高麗書林主催イベントのお知らせ

    2024-02-09

    1.【高麗書林主催】ここでしか聞けない!兼若逸之博士の深掘り韓国『族譜と名付け(全3回)』●水曜グループ(19時~20時半)1回:3月6日(水)、2回:3月13日(水)、3回:3月20日(水・祝)
    ●日曜グループ(14時~15時半)1回:3月10日(日)、2回:3月17日(日)、3回:3月24日(日)、2.【高麗書林主催】こま(高麗)の市(在庫商品割引セール)●3月29日(金)9時~19時、3月30日(土)9時~17時、3月31日(日)9時~17時

    インターネットお申し込みはこちらから

    1.【高麗書林主催】ここでしか聞けない!兼若博士の深掘り韓国
    【テーマ】族譜と名付け(全3回)
    韓国ドラマを見るときも、韓国人との交際を考えている人にも、「族譜」に関する基本知識は必須です。今回は3回シリーズで「族譜」の見方、名付けの基本、さらに名付け法について学びます。あなたの知らなかった驚きの世界が広がります。
    第1回:族譜の見方
    第2回:名付けのための基本知識
    第3回:名付け法
    【開催日】※下記のいずれかの曜日。
    3回連続講座となります。すべての日程にご参加いただける日時のグループをご選択ください。
    ●水曜グループ(19時~20時半)
    1回:3月6日(水)、2回:3月13日(水)、3回:3月20日(水・祝)
    ●日曜グループ(14時~15時半)
    1回:3月10日(日)、2回:3月17日(日)、3回:3月24日(日)
    【各回定員】各グループ6名(先着順)/最低催行人数2名から
    【参加費】全3回 12,000円 ※初日当日に3回分を現金支払いいただきます。
    【参加条件】韓国語の資料を使います。韓国語中級以上の語学力が必要です。
    【開催場所】高麗書林(JR水道橋駅西口徒歩2分)
    【お問合せ】高麗書林(T.03-3262-6800・6801、F.03-3262-6878、komabook@komabook.co.jp)
    【キャンセルについて】講座開催日前でしたら、可能です。キャンセル待ちの方へお譲りできるよう、なるべくお早めにご連絡ください。なお、全3回すべてに参加できなかった場合でも、講座料の割引や返金には応じかねますので、あらかじめご了承ください。
    【振替について】事前にご連絡いただいた場合のみ、水曜と日曜の同じ回の間で、振替が可能です。ただし、お席の確約はできませんので、後方での立ち見となる場合がございます。
    ●兼若逸之先生プロフィール
    国際基督教大学(ICU)卒、延世大学校文化大学院博士課程修了、文学博士
    韓国・誠信女子大学副教授、二松学舎大学文学部助教授を経て、東京女子大学現代文化学部教授、1993年からNHKのハングル講座担当、2012年、ハングル発展有功者表彰で韓国政府より宝冠文化勲章受勲。ブログ: https://kanewakas.wordpress.com/ 現在、韓国文化院世宗学堂運営委員。

    2.【高麗書林主催】 こま(高麗)の市
    店舗の在庫商品を3日間限定で特価販売いたします(最大50%以上オフ)。ポジャギ、アクセサリー、グッズの出店販売もあります。皆様お誘い合わせの上、お越し下さい。
    ●開催日 3月29日(金)9時~19時、3月30日(土)9時~17時、3月31日(日)9時~17時
    ●開催場所 高麗書林(〒101-0061東京都千代田区神田三崎町3-4-8山田ビル2F、JR水道橋西口徒歩2分)

  • 金素月の詩を読もう

    2023-12-19
    ハングルの詩のある風景(字数順)
    素月と鐵橋  143,200字
    オンマヤ・ヌナヤ  92,546字
    招魂  70,333字
    素月と凧揚げ  47,502字
    つつじの花  42,244字
    失題の秘密  42,054字
    つばめ  33,555字
    山有花  33,400字
    樹芽(木の芽)  31,739字
  • 金素月、縦書き文庫11月ランキング入り

    2023-11-24

    歌樽詩子先生の金素月の詩が縦書き文庫11月のランキングは33位になりました。12月も維持できればよいのですが。ランキングは読者が読んだページ数にもとづいて日々更新され、毎月末の順位がその月のランキングとして保存されます。

    縦書き文庫の11月読者ランキング
    1. こころ 夏目漱石
    2. 人間失格 太宰治
    3. 私本太平記 吉川英治
    4. 坊っちゃん 夏目漱石
    5. 吾輩は猫である 夏目漱石
    6. 夢十夜 夏目漱石
    7. 方法序説 ルネ・デカルト
    8. ドグラ・マグラ 夢野久作
    9. ピーターパンとウェンディ J. M. バリー
    10. 君主論 マキャヴェリ
    11. 火を起こす ジャック・ロンドン
    12. ダブリンの人たち J. ジョイス
    13. 心理試験 江戸川乱歩
    14. 80日間世界一周 ジュール・ヴェルヌ
    15. 桜の森の満開の下 坂口安吾
    16. 銀河鉄道の夜 宮沢賢治
    17. 羅生門 芥川龍之介
    18. セロ弾きのゴーシュ 宮沢賢治
    19. 現代語訳雨月物語 上田秋成
    20. 迷信解 井上円了
    21. 銀河鉄道の夜 宮沢賢治
    22. 草枕 夏目漱石
    23. 春琴抄 谷崎潤一郎
    24. 真夏の夜の夢 メアリー・ラム
    25. 盲目物語 谷崎潤一郎
    26. モルグ街の殺人事件 E. A. ポー
    27. 吉野葛 谷崎潤一郎
    28. アルセーヌ・ルパンの逮捕 M. ルブラン
    29. 本州横断 癇癪徒歩旅行 押川春浪
    30. 山月記 中島敦
    31. 蜘蛛の糸 芥川龍之介
    32. 心と手 O. ヘンリー
    33. 金素月の詩 歌樽詩子
    34. 女生徒 太宰治
    35. 道化の華 太宰治
    36. 走れメロス 太宰治
    37. 地下生活者の手記 ドストエフスキー
    38. 現代語訳 平家物語 作者不詳
    39. あのときの王子くん(星の王子さま) A. de サン=テグジュペリ
    40. 古代生活に見えた恋愛 折口信夫
    41. 細雪 谷崎潤一郎
    42. 富嶽百景 太宰治
    43. 迷信と宗教 井上円了
    44. 大岡越前 吉川英治
    45. みみずのたはこと 徳冨健次郎
    46. 三四郎 夏目漱石
    47. 在りし日の歌 亡き児文也の霊に捧ぐ 中原中也
    48. 風琴と魚の町 林芙美子
    49. 狂人日記 魯迅
    50. 正義と微笑 太宰治
    latest@ https://tb.antiscroll.com/ranking

  • 金素月の詩、縦書き文庫ランキング48位

    2023-11-23

    縦書き文庫の読者ランキングで金素月の詩が読者ランキング入りしました(11月22日)。

    順位縦書き文庫ランキング41-50位(2023年11月22日現在)
    (1-40位は省略しました)
    41狂人日記 魯迅
    42正義と微笑 太宰治
    43たけくらべ 樋口一葉
    44アフリカのスタンレー 豊島与志雄
    45東京の風俗 木村荘八
    46在りし日の歌 亡き児文也の霊に捧ぐ 中原中也
    47小泉八雲の家庭生活 萩原朔太郎
    48金素月の詩 歌樽詩子
    49綺堂むかし語り 岡本綺堂
    50大根の葉 壺井栄
    latest@ https://tb.antiscroll.com/ranking

  • 金素月の詩を縦書き文庫で

    2023-11-18

    日本であまり知られていない金素月キム ソウォル(1902-1934 明治35-昭和9)の詩とその時代背景をいかに読むのか。兼若かねわか逸之としゆき先生がさまざまな角度から分析し、対話形式でやさしく面白おもしろく解説します。下の表の各タイトルをクリックすると縦書き文庫で読むことができます。Click the author Katarushisu right here!

    金素月김 소 월の詩と韓国文化 (順不同)
    素月소 월と鐵橋てっきょう 全17回
    素月ソウォルと凧揚たこあげ 全18回
    山有花산 유 화 全18回
    つばめ제 비 全15回
    招魂초 혼 全22回
    樹芽수 아(木の芽) 全15回
    つつじの花진 달 래 꽃 全15回
    失題실 제の秘密 全19回
    オンマヤ엄 마 야・ヌナヤ누 나 야 全25回

    一部編集中につきリンク先に接続できないものがあります。ご了承ください。

  • 素月と鉄橋17

    素月と鉄橋17

    2023-03-22

    ハングルの詩のある風景 : 素月と鉄橋 第17回

    詩子アナ:さっき「オンマヤ・ヌナヤ」の詩碑の写真、見つけました。「往十里」のほうもスマホですぐ探してみます。

    オンマヤ・ヌナヤ詩碑 (醴泉、漢川辺り)  往十里…김소월 : 네이버 블로그 (naver.com)

    歌樽先生:「オンマヤ・ヌナヤ」、なかなか貫禄のある詩碑ですね。

    詩子アナ:「往十里」の詩碑は芸術作品のようですね。それに素月の胸像もありますね。

    歌樽先生:そろそろ、「남의 나라 땅」の訳詞をしてみましょうか。

    詩子アナ:では、まず治安維持法制定前の1月1日の詩です。

    남의 나라 땅            他国の地

    돌아다 보이는 무쇠다리      肩越しの鉄の橋をば

    얼결에 뛰어 넘어오니       ふいと小走り渡り切り

    숨 그르고 발 놓는 남의 나라 땅.   一息ついて足を置く他国の地

    (『東亜日報』1925.1.1)

    次に、治安維持法制定後の12月26日発行の詩です。

    남의 나라 땅            他国の地

    돌아다 보이는 무쇠다리       肩越しに鉄の橋

    얼결에 띄워 건너서서       つい川下り岸に立ち

    숨 그르고 발 놓는 남의 나라 땅.    一息ついて足を置く他国の地

    (詩集『진달래꽃』1925.12.26)

    歌樽先生:訳詞に苦労の跡が見えますね。

    詩子アナ:まだ、未解決のところがあるんですが。

    歌樽先生:未解決の部分のない訳詩というのはありませんよ。一段落して、また後で考えましょう。

    詩子アナ:そう言っていただけると、少し安心しました。この鉄橋を渡った人は緊張したままなんでしょうか、安堵の気持ちの方が強いのでしょうか。

    歌樽先生:「발 놓다: 足を置く」の前の「숨 그르고: 息を整える」が「맘을 놓다: 安心する」と相通ずるように読めますね。

    詩子アナ:では、「발: 足」アンド「맘: 心」が「安堵」ということで、よろしく。

    歌樽先生:はい、了解しました。美味しいものでも食べにいきましょう。

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